日本では、主要国に比べ、ICT人材の多くがユーザー企業ではなく、IT企業に多く配置されていることが右図より読み取れます。(日本は72.0%)
このことから、特に中小企業においては、ITシステムの導入に際し、次のような問題点や課題が発生する可能性があります。
システム導入効果を最大限にするためには“システムを導入することの目的”を明確にし、全体最適を目指すべく、全社全部門で取り組んでいく必要があります。
RFPを作成することで導入後のあるべき姿を具体化する機会とします。
また、中産連ではRFP作成後~業務改善に至るまでフォローが可能です。
RFP作成支援の過程で形成される全社全部門で取り組む組織風土を活かし、ITシステムの導入効果を高めるための“業務の標準化”にも着手するべきと考えます。
自社の要望が明確になれば、複数のITシステム提供企業に同一仕様で相談ができることや提供企業ごとにシステムの仕様が変化したりすることを防ぐ効果もあります。
また、希望の仕様を統一化することで、仕様決定にかかわる属人化を防ぎ、特定の担当者への業務負担を軽減する効果も期待できます。
RFPにより要望を明確化することで、 ITシステム提供企業は原則決められた仕様によって見積りを作成していきます。
仕様が固まっていない場合、ITシステム提供企業との打ち合わせが冗長となり、ユーザー企業とのヒアリング工数も含めた金額が見積りに反映されてしまう可能性もあります。
ITシステムの導入が数千万以上の投資になることを踏まえると、プロによるRFP支援作成を受けることをお勧めします。
1.システム導入の |
(1)システム化の背景・目的・方針 |
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2.提案依頼事項 |
(1)提案範囲 |
3.提案手続きに |
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4.開発に関する 条件 |
(1)開発期間 |
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5.保証要件 |
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6.契約事項 |
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7.添付資料 |
(1)組織図 |
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評価点の合計で ITシステム提供企業を選定することで、システムの客観的な評価と各部署間の全体最適を図ることが可能となります。
システム導入の目的を再確認し、各項目に対して重要度を設定することがポイントとなります。
重要度:5~1
点 数:5~1
計算式:重要度×点数=評価
※数値が大きいほど良い