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一般社団法人中部産業連盟 東京事業部

VM Room

コミュニケーションを活性化させ、絶え間ない改善を促す

VMボードの活用について


製造業界は一段と競争が激化し、迅速な改善と効率的なプロセス管理、活発なコミュニケーションが企業経営にとって欠かせない要素となっています。
そのためには、情報の見える化と共有が鍵となります。ここで登場するのが、"VMボード"、つまり"見える経営ボード"です。VMボードは、現状や進捗、目標達成状況など、膨大な情報を一目で把握できる優れたツールとして、多くの製造業で長年活用され続けています。

VMボードの本質的な価値は、情報を視覚化し、チーム全体で共有することにあります。ビジュアルな要素を通じて、複雑なデータや数値がわかりやすく表現されるため、関係者間でのコミュニケーションが円滑に行えるのです。

そして、この情報共有の活性化こそが、効率向上や品質管理、プロジェクトの進捗管理に直結し、改善活動を促進します。

例えば、"方針目標管理の見える化"というキーワードを考えてみてください。VMボードを用いることで、企業の方針や目標を明確に可視化し、全社員が一体となってその達成に向かう姿勢を育むことができます。さらに、品質管理や進捗管理の場面でも、VMボードはその真価を発揮します。問題が発生した際にも、すばやく対応策を検討し、修正を加えるための情報が手に入ります。

本動画では、"品質管理"、"進度管理"、"外注管理"といった実際の部門でのVMボード活用のケーススタディを通じて、その効果的な活用ポイントを紹介しています。


動画で学ぶ VMによる”見える化”


方針目標管理の見える化

方針目標管理VM
方針目標管理のVMボードは展開連鎖フローに従い作成していきます。
①事業方針
②重点課題
③全社目標展開書
④結果の管理
その後、各プロセスの管理に落とし込む流れが重要となります。
方針目標管理は、達成状況やPDCAの管理サイクルが一目で分かることがポイントです。

品質管理の見える化

クレーム撲滅VM
クレームを撲滅するためのVMボードの構成は以下の通りとなります。
①目標管理表(計画的な対策)
②クレーム受付及び是正処置進捗
クレームが発生する間の日常管理:
③不良の現品管理 
④日々の不良対策 
⑤発生・流出要因の解析(特性要因図)
⑥過去トラブルの再発防止 
⑦品質パトロール管理
品質管理は、目標管理を軸にして、不良が発生したら全員で情報を共有することがポイントです。

進度管理の見える化

進度管理VM
進度管理のVMボードは、VM-FMS(見せる生産管理システム)の考え方に沿って、その目的を理解し、作成していきます。
①進度管理のバリエーション(工程・ラインの特性に応じた設計
②各種サイクルタイムの設定(多品種混流・複数ライン同時・一品個別受注 など)
③運用ルール・実績把握
④根本対策管理

進度管理は、標準通りの作業指示に対し、様々なトラブルやミスによる問題との差異を把握し、根本対策を実施していくことがポイントです。

外注管理の見える化

外注管理VM
外注管理のVMボードは、購買外注部門の要員管理や全体のQCD成績・計画・是正処置の把握による方向性の決定から行っていきます。

①外注先スキルマップ→教育・訓練企画
②全体のQCD成績→監査計画→指摘事項改善状況
③不良件数推移→対策実施状況
④コストの推移→CVE提案実施状況
⑤納期遅延推移→納期遅延リスト

外注管理は、自社と外注様とのコミュニケーションを密にし、「品質」「コスト」「納期」を相互的に高めているいくことがポイントです。

営業部門の見える化

営業VM
営業部門のVMボードは、中期計画(戦略)から始まり、予算実績、販売促進、商談、受注、アフターフォローのによるフローで展開していきます。

①売上の管理:各月の予算と実績→受注管理・失注管理→営業活動の標準化フロー
②顧客の管理(先の予定):引合管理(顧客ランク)
③商談の管理:商談プロセス管理

営業VMは、活動のプロセスを見える化することで、組織横断的なコミュニケーションを活発化させ、効率的に売り上げを確保していくことがポイントです。

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